小倉昭和館は昭和14年(1939年)にオープンし、今年で84周年を迎えます。
昭和館にはまだまだやりたいこと、やらなければならないことがたくさんあります。
スクリーンでの映画上映を続け映画の魅力を発信しつづけること、そして今まで以上に皆さまに愛される居場所になれるように、旦過の地で皆さまと共に歩んで参りたいと思います。
- 昭和14年~小倉昭和館創業(映画館兼芝居小屋)創業者樋口勇
座席数600席、スクリーンは1つ。映画は邦画のみ上映。姉妹館として、三萩野に日活劇場、金田に朝日館、城野に東寶館があった。歌手の藤山一郎は昭和館で招集令状を受け取った。戦時中、朝日館、東寶館は閉館。 - 昭和30年代~映画全盛期
東映作品を上映。昭和館他3館を営業。(三萩野・日活館、東宝富士館(第二東映)、木町・木町東映) - 昭和40年代前半昭和館パチンコ店併設
座席数を減らし、パチンコ店を併設。現在の昭和館1号館、2号館の2館に分けられた原形。姉妹館は閉館を迎える。 - 昭和40年代後半映画不況時代
- 昭和57年パチンコ店閉店
- 平成元年~洋画の上映
東宝洋画系の作品を中心に、洋画の封切作品を上映。昭和館1号館、2号館の2スクリーンで上映開始。 - 平成8年~11年昭和館第二次興行全盛期と改装
人気テレビアニメの映画版の大ヒットが続き、昭和30年代以来の高い動員を記録。座席の増設、内装など数回の改装を行う。 - 平成13年昭和シネクラブ会員制度導入
- 平成16年シネマコンプレックスの進出などにより、「既存一般上映館」として市内で唯一となる。
- 平成21年創業70周年を記念し、女優有馬稲子さんのトークイベントを行う
- 平成25年昭和館1号館にデジタル上映機器(DCP)導入。
昭和館2号館にブルーレイ上映機器導入。
※35mm映写機も存続。 - 平成26年~創業75周年を機にイベントを多数開催
芥川賞作家の田中慎弥さん、直木賞作家の葉室麟さん、佐々部清監督、マラソン銀メダリストの君原健二さん、リリー・フランキーさん、栗原小巻さんなど、多くの方々のトークイベントを実施中。 - 令和4年8月8月10日に旦過地区一帯を襲った大規模火災で焼失
- 令和5年4月再建を目指す
クラウドファンディング等の支援を受け、鉄筋コンクリート平屋建ての新館を着工 - 令和5年12月20日グランドオープン