35年目のラブレター

西畑保、65歳。文字の読み書きができない。
そんな彼の側にはいつも最愛の妻・皎子がいた。

貧しい家に生まれ学校にほとんど通えず大人になった保は皎子と出会いめでたく結婚。
しかし読み書きが出来ないことを言い出せずにいたある日、ついに秘密が露見する。
別れを覚悟する保であったが、皎子は手をとりこう告げた。
「今日から私があなたの手になる」

定年退職を機に保は一大決心し、夜間中学へ通い始める。
“どんな時も寄り添い支えてくれた皎子への感謝のラブレターを書きたい”
一文字一文字を書いては消し、書いて消しを続ける中、気づけば5年以上の月日が経過し、結婚35年目を迎えた。
中々書き上げられずにいたラブレターがようやく形になろうとした頃、皎子が病魔におそわれて…。

11/22(土)~11/28(金)


※急遽、上映時間等を変更させて頂くことがございます※

11/29(土)~12/5(金)


※急遽、上映時間等を変更させて頂くことがございます※

(C)2025「35年目のラブレター」製作委員会