竹久夢二物語 恋する

時間
  • 8/24~8/30→14:30
  • 8/31~9/6→12:25

大正ロマンティシズムの代表的な存在である竹久夢二が芸術に憑かれ、自ら傷つき、女性を遍歴する反省を描いた物語。原作は夢二の自伝小説「出帆」。

明治39年、23歳の夢二はすでに多くのファンを獲得しており、理想のモデルである年上の女性を妻として、彼の絵の世界は確実に広がっていった。
しかし明治43年、大逆事件に巻き込まれた夢二は妻と子を捨てて、一人で創作活動にうち込むようになる。
その後あるきっかけから、初の個展を開くことを決心した夢二は、絵のモデルを求め2年ぶりにかつての妻のもとを訪ねる。
無事個展は成功し、復縁した妻の為に絵草子屋を開いた夢二であったが、再び彼は芸術に憑かれていく…。