「無法松の一生(1943年)」
日露戦争後の小倉、喧嘩っ早いが根は一本気な富島松五郎はひょんなことから、陸軍大尉の一人息子を助け、大尉の家に出入りするようになる。しかしまもなく大尉は妻と息子を残し急逝してしまう。
残された二人を松五郎は放っておくことが出来ず、献身的につくし始めるのだった。
「ウィール・オブ・フェイト ~映画『無法松の一生』をめぐる数奇な運命~」
二度にわたる検閲、主演女優の原爆死など『無法松の一生』の知られざる数奇な運命を紐解くとともに、宮島正弘撮影監督の修復にかける想いと、コロナ禍での国境を越えた修復に密着したドキュメント)やTIFFティーチ・イン映像、GHQ検閲シーンを収録。