2024 4

時間
  • 4/6~4/12→①11:45 / ②16:20
  • 4/13~4/19→①10:00 / ②14:35

深い森の奥にある重度障害者施設「三日月園」。ここで新しく働くことになった堂島洋子は元・有名作家。経済的に厳しい状況であったが、夫と支えあい慎ましく暮らしていた。そんな折、洋子の妊娠が判明、高齢出産になることもあり、彼女は産むという選択にひとり不安を抱える。

職場にも慣れてきた洋子は、他の職員による入所者への心ない扱いや暴力、虐待を目の当たりにする。だが施設の園長は「そんな職員がここにいるわけない」と惚けるばかり。障がい者たちの人間らしい生活を支援するはずのこの場所で、不都合な現実の隠蔽がまかり通っているのか。
そんな現状に憤りを感じるひとりの職員がいた。
男の中で増幅する正義感や使命感、それはやがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。そんな中、誰も入ってはいけないと言われている入所者部屋の扉を開けてしまった時、男の中で何かが一線を越えてしまう。
「やっと決心がつきました。頑張ります。この国のためです。意味のないものは僕が片づけます」
そして、その日はついにやってくる。――。