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小倉昭和館です。
R8.2/15(日)にて開催いたしました【「安楽死特区」舞台挨拶付き上映会(毎熊克哉さん)】のイベントのご報告です!!
「安楽死特区」舞台挨拶付き上映会
2026.2/15(日)
毎熊克哉さん
安楽死特区
「桐島です」
安楽死特区―主演を演じて
小倉昭和館は高橋伴明監督の「安楽死特区」と「桐島です」を2月下旬に上映します。
2月15日には「安楽死特区」を先行上映。両作品で主役を務めた毎熊克哉さんが役作りの苦心などを語りました。
「安楽死特区」は、安楽死が認められた近未来の日本が舞台。毎熊さんは若年性のパーキンソン病で余命半年と宣告されたラッパーを演じます。安楽死に反対し国家戦略「安楽死特区」に恋人のジャーナリストと共に入居。特区の実態を告発しようとしますが入居者や医師に接するうちに心に変化が生まれていきます。
体の自由を失い発声にも困難をきたす役柄。毎熊さんは「ユーチューブで調べれば症状の様子はいくらでも出てくるが、簡単に調べて真似事みたいな役をするのは嫌だと思っていました」
患者さんのほか、一度は安楽死を決意しながらも生き続けている女性にも話を聞き研究を進めたといいます。「この病気にはいろいろな段階があり、実際と違うと思われる方もいるかもしれませんが、患者さんらの励ましを受けて自分なりの役に腹をくくりました」

苦痛からの解放を求める患者の希望を受けて、医師が薬剤の投与などで死期を早める安楽死は、日本では刑法の嘱託殺人罪に当たります。映画は安楽死を求める患者と押しとどめようとする家族の葛藤を描きますが、賛否の結論は示しません。
毎熊さんは「安楽死が他人事ではなくなった。今は死への近さを感じていませんが、身体の自由が効かなくなった家族が安楽死を望んだら自分の問題になります。その是非はわかりません。自分がどの立場にいるかで変わります」と映画が描く問いを投げかけました。
「桐島です」
一方の「桐島です」は、1970年代の連続企業爆破事件で指名手配され、約半世紀にわたる逃走生活の末に2024年1月に末期がんで死亡した桐島聡容疑者を描いた作品。毎熊さんは桐島容疑者の20代から70代までを一人で演じ切ります。
1987年生まれの毎熊さんですが、桐島容疑者のことは身近に感じてきたといいます。「警察の指名手配のポスターにずっと顔写真が張ってあった人。有名人じゃないですか。しかも自分と同じ広島県福山市出身。何かの縁があったのかな」
「みんな知っているけれど、どんな人物だったのかは誰も知らない。死の直前に病院で本名を明かした。なぜなのか。そこが面白いところでもあり、想像で役を作りすぎてもいけない難しいところでもありました」

「安楽死特区」は22日から、「桐島です」は21日から「敵」との2本立てにて上映されます。
【文・写真/K・I】

