2026 1

手に魂を込め、歩いてみれば

イスラエルによるガザ攻撃が続いていた2024年、イラン出⾝の映画監督セピデ・ファルシは、緊急に現地の⼈々の声を届ける必要性を感じていた。
しかし、ガザは封鎖されており⾏くことは出来ない。
そこで、知り合ったガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ⼈フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナとのビデオ通話を中⼼とした映画の制作を決意する。
以後、イランからフランスに亡命したため祖国に戻れない監督と、監督の娘と同じ年齢で、ガザから出られないファトマとのビデオ通話が毎⽇のように続けられた。
ファトマは空爆、饑餓や不安にさらされながらも⼒強く⽣きる市⺠の姿や、街の僅かな輝きを写真に収め、スマホ越しにガザの様⼦を伝え続けた。
しかし度重なる爆撃で家族や友⼈が殺されていくにつれ、表情を暗くしていくファトマ。
そして悲劇は彼女自身をも襲う。
2⼈が交流を始めて約1年後の2025年4⽉15⽇、本作のカンヌ映画祭上映決定の知らせを、ファトマは喜んだが、その翌⽇、イスラエル軍の空爆でファトマを含む家族7⼈が殺されてしまったのだ。
25歳になったばかりのファトマの死は、本⼈が「もし死ぬのなら、響き渡る死を望む」と書いたように、世界中に波紋を広げることになる。

1/17(土)~1/23(金)

※急遽、上映時間等を変更させて頂くことがございます※

1/24(土)、1/25(日)、1/30(金)

※急遽、上映時間等を変更させて頂くことがございます※

(C)Sepideh Farsi Reves d’Eau Producitons