1995年の震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。
かつてそこに暮らしていた在日コリアン家族の下に生まれた灯(富田望生)。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐未)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせている。
一方、父は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れていた。
ある日、親戚の集まりで起きた口論によって、気持ちが昂り「全部しんどい」と吐き出す灯。
そして、姉・美悠(伊藤万理華)が持ち出した日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いていく――。
なぜこの家族のもとに生まれてきたのか。家族とわたし、国籍とわたし。
わたしはいったいどうしたいのだろう――。
2025
2月
港に灯がともる

圧倒的な取材量を基に、アフター震災世代をリアルに描くオリジナルストーリー
時間 |
|
---|---|
期間 | 2/8(土)~2/21(金) |
料金 | 【封切料金】 一般:1,900円 シニア(60歳以上):1,200円 サービスデイ:1,200円 (毎月1日・皆様/水曜・女性 / 木曜・男性) 他 |
時間変更 | 2/15(土)は時間変更アリ→15:10~17:15 |
上映ナシ | 2/9(日)、2/10(月)は終日上映ナシ |
イベント |